笠置寺 笠置石、十三重塔、弥勒摩崖仏、正月堂 <京都府相楽郡>
傘寿の旅で、奈良へ向う途中、京都府相楽郡の鹿鷺山笠置寺を拝観した。
笠置石
671年、鹿狩りのため当地を訪れた天智天皇の皇子が馬もろとも巨石の上から落ちそうになった時、山の神に救いを求め難を逃れた。皇子は恩返しのために後日訪れるための目標にと笠を置き、これが笠置の地名の由来とされている。
石造十三重塔
かつて存在した木造十三重塔の跡に建てられている。鎌倉時代末~室町時代の建立。
弥勒摩崖仏
難を逃れた天智天皇の皇子の発願により天武天皇によって造立された石仏。仏のお姿は、礼拝堂の3度の火災の炎で消失したといわれている。
高さ15mの岩は、弥生時代より自然崇拝の対象となっていたようだ。
正月堂
752年、東大寺の実忠和尚によって造立されたお堂を起源とする。東大寺には二月堂・三月堂・四月堂とあるが、正月堂は笠置山にあり、関西に「春を告げる」お水取りの発祥とされている。
2023年4月4日
京都府相楽郡笠置町笠置笠置山29
関連
笠置寺 <京都府相楽郡>
https://aunkomainu4.seesaa.net/article/202304article_16.html
青春八十切符の旅 第二日 4月4日 三都の旅 往路・笠置寺
https://shashinkairo2.seesaa.net/article/202304article_3.html












笠置石
671年、鹿狩りのため当地を訪れた天智天皇の皇子が馬もろとも巨石の上から落ちそうになった時、山の神に救いを求め難を逃れた。皇子は恩返しのために後日訪れるための目標にと笠を置き、これが笠置の地名の由来とされている。
石造十三重塔
かつて存在した木造十三重塔の跡に建てられている。鎌倉時代末~室町時代の建立。
弥勒摩崖仏
難を逃れた天智天皇の皇子の発願により天武天皇によって造立された石仏。仏のお姿は、礼拝堂の3度の火災の炎で消失したといわれている。
高さ15mの岩は、弥生時代より自然崇拝の対象となっていたようだ。
正月堂
752年、東大寺の実忠和尚によって造立されたお堂を起源とする。東大寺には二月堂・三月堂・四月堂とあるが、正月堂は笠置山にあり、関西に「春を告げる」お水取りの発祥とされている。
2023年4月4日
京都府相楽郡笠置町笠置笠置山29
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笠置寺 <京都府相楽郡>
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