笠置寺 千手窟、伝虚空蔵摩崖仏、胎内くぐり <京都府相楽郡>

傘寿の旅で、奈良へ向う途中、京都府相楽郡の鹿鷺山笠置寺を拝観した。

千手窟
 古くは「笠置の龍穴」と呼ばれ、大仏殿建立の時には東大寺の良弁和尚が千手の秘宝を行ない、事業を完成され、弟子の実忠和尚は、この場所から弥勒の浄土に赴き十一面観世音菩薩悔過法を学ばれたといわれる。当山随一のパワースポット。

伝虚空蔵摩崖仏
 虚空蔵とは「際限なく入る蔵」。その作成年次は奈良時代とも平安時代の弘法大師の作とも伝えられている。図像学的には諸説あるが、当山では虚空蔵菩薩と伝えられている。

胎内くぐり
 ここからが修行の始まり。修行に入るために滝で心身を清める代わりに、石の洞窟をくぐり生まれ変わる(再生する)。

2023年4月4日
京都府相楽郡笠置町笠置笠置山29

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千手窟


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伝虚空蔵摩崖仏


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胎内くぐり


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