ヘルメットを被った狛犬 <鳥取県若桜町>

狛犬愛好家にとって、ちょっとほほえましいニュースがあった。
鳥取県八頭郡若桜町の国道第29号沿いの道の駅にある「さくらオートバイ神社」に、バイカーの安全を願ってヘルメットを被った狛犬が登場した。狛犬はヘルメットが被れるように特注したそうだ。
早速、まさじの部屋の阿吽探訪一覧に登録することにした。

2025年9月3日

第29号さくらオートバイ神社
〒680-0701 鳥取県八頭郡若桜町若桜1041−11


【転載】「よう(頭が)入ったな」 オートバイ神社に登場 ヘルメットを被った狛犬


2025/9/3(水) 6:45配信  BSS山陰放送 YAHOO!ニュース

https://news.yahoo.co.jp/articles/a79e058b2251058d98d17971ba1743d9c2717fdc


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鳥取県若桜町の国道29号沿いの道の駅にはオートバイ神社があります。
ここに一風変わったものが出来たと聞いて取材に出掛けました。

日野彰紀記者
「オートバイ好きの人達のために作られた神社ですが、ここの狛犬がちょっと変わっているというのです。」

ウワサの狛犬に近づくと、足元は普通に見えますが・・・

なんと頭にヘルメットを被っているではありませんか。

鳥取県若桜町の国道29号沿いにある「道の駅若桜 桜ん坊」。
その一角にあるのが「さくらオートバイ神社」です。
ヘルメットの狛犬が登場したのは8月9日。
カンカン照りの暑い日が多いこの夏、この姿で行き交うオートバイを見守ってきました。

「阿吽(あうん)の呼吸」などと言いますが狛犬は左右に1体ずつ、右の狛犬は何も被っていなくて、ヘルメットは左の狛犬だけ。

さくらオートバイ神社 石井健治代表
「阿(あ)像と吽(うん)像というのがあって、それを合わせて『安全運転』と、やっぱりバイカーさんに特化した神社なので狛犬にヘルメットを被ってもらおうと。」

さくらオートバイ神社ができたのは去年の4月。
この辺りは峠道などをバイクで走るツーリングの人達が多いので、拠点にしようと作られました。

取材したこの日も仲間同士のツーリングの人達が神社に立ち寄りました。
安全を願ったライダー達を静かに見守ったヘルメットの狛犬。

女性ライダー
「カワイイ、あと、よう(頭がヘルメットに)入ったなっていう。」
「ヘルメット被らななという気になるので。」

言われてみればその通り、狛犬の頭がフルフェイスの本格的ヘルメットによく入ったものです。
お願いして被るところを見せてもらうと・・・

案外スムーズに、スポっと入りました。

さくらオートバイ神社 石井健治代表
「実はこれ、特注で作って頂いた狛犬で、ヘルメットが被れるように。」

体中で風を感じられるのがバイクの一番の楽しみですが、それだけにひとたび事故となれば大きなけがにつながりかねません。
ツーリングの途中で一息ついて改めて安全を意識してもらい、若桜町を
ゆっくり楽しんでもらうのも、願いのひとつ。

さくらオートバイ神社 石井健治代表
「通り過ぎてしまう、道の駅だけで完結してしまうライダーさんも多いので、どんどん街中の方に案内させて頂いて、若桜町全体がバイクを通して賑やかになっていければなと。」

バイクを楽しむ人達が多く行き交う若桜町、ヘルメット姿の狛犬はバイクの安全と町の賑わいを願い続けています。


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